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青年海外協力隊



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"春"いい響きだ

何かを始める

何かが始まる

そんな気がしますね



おいらが福島二本松青年海外協力隊訓練所(以下"NTC")に入ったのは…

いつだったっけ?

すいません 忘れました…

何しか春

気持ちのいい季節、日増しに穏やかさを増す日本列島を縦横断して

まだ山頂には雪の残る、二本松訓練所に入ったのを覚えてます



NTCでの生活は、「生活班」と呼ばれる班単位

隊時毎に人数が違うので、他の隊次のことは良く分からんが

おいら達の時は全部で12班に

着いてすぐ、右も左も分からんままいきなり班分け

1班大体16、7人

つまり全員で約200人の候補生がいた



何か活動をする時には

大体この生活班か、国別、語学クラス別で行われた

ちなみに200人の職種は様々

"理数科・果樹・日本語・幼稚園・堆肥・空手・体育・養護・花き・野菜・青少年活動"

おいらと同じ班だった隊員だけでも、これだけの職種が

他にも

"システムエンジニア・水泳・水球・村落・音楽・生態調査・獣医・看護婦…etc"

挙げれば切りがない

普通の生活では

これだけいろんな経験をした人間が一堂に会することなんて

そうは無いでしょう

そういう意味では、得がたい生活ですね



さてさて、そんじゃ二本松では実際にどんな生活だったのか?

大まかな一日を紹介



毎朝6時過ぎから朝礼・国旗掲揚・マラソン(2〜3km)があった

眠い眠い…

おいらはいっつも6時前だったね、起きるの

眠い眼を擦りながら毎日真面目に走りましたよ

と言うのも

訓練生活の終盤にロードレース大会があって

そこでおいらは"目指せトップテン!"とがんばっておったのです

予断ですが9位でした



まあそれは置いといて、朝ですね、朝

それから部屋と共有スペースの掃除なぞをして、いざ飯へ!

飯は朝昼晩ともセルフサービス

作ってはくれるが、片付け・皿洗いなんかは隊員が

まあ、これから海外行って自分のことは自分でする人間の集まりやから

これくらいは当然ですね



そして一息ついた後

晴れても語学…

雨でも語学…

ひたすら語学…

むやみに語学…

何があろうと

ただただ語学……

午前3時間 午後2時間 合計1日5時間

しかも先生ネイティブであんまり日本語使わず…



ウッキ――――――!!

あほ―――――――!!





叫びたくなるぐらい勉強しました

その後夕方まで、国際協力・保険・任国事情にかんする公演があったりする

そして夜は毎日出される宿題やったり、予習したり、レポート書いたり

は〜忙しい…って生活です



でも、そんな中でも暇を見つけちゃあ

みんなでサッカーしたり、卓球したり駄弁ったりしてたけどね



それで夜は11時に消灯そして就寝



1日の流れはこんなもんかな

でも、これは"平日"の1日

平日は基本的に外出不可



しかしけれどもしかしながら!

鳥かごの鳥がほんの少しの自由をもらい空を飛べることを実感できる貴重な時間…

最もエキサイティングな

最もパワフルな

最もファンタスティックな

そんな素敵な"週末"という名のカーニバル!

これを抜きにはNTCは語れない…



NTCは二本松の安達太良山中腹にある

そこにはかの有名な"岳温泉"も

NTCは緑に囲まれた…

僻地

じゃなくて…

隔離施設

じゃなくて

勉強するにはとてもいい環境にある



そして岳温泉からは徒歩30分

この岳温泉が、隊員候補生

(訓練所に入った時は、まだ候補生扱いで

2次試験に合格したら、すぐ隊員って訳じゃない

訓練所を無事卒業できたら隊員になれる)

にとっては、唯一のオアシスなのだ!



普段は酒も飲めない訓練所生活だが

土曜の夜と日曜は、外出可(でも、門限10時)

もちろんお酒も可

夕方から出かけて門限まで浴びるほど飲む

実際においらも2、3度記憶を無くすほど飲みあげたった



飲み屋でケツも出したそうだし

顔面から流血もしながらも…

かまへん!かまへん!

と飲みつづけてたたそうだし…<記憶なし



あの時お世話になった皆さん!

その節はどうもご迷惑をおかけしました<(_ _)>

すいません!相変わらずおいらは飲んでおります



またこの飲み

お酒飲む以外にも、日頃忙しくて話ができない人と交流がもてるという特典もあった

そしてそこは、まさに人生劇場

「どうして協力隊へ?」ってことや、経験談に馬鹿話

自分の熱い思いまで、いろんなことが語られた

おいらもなぜか泣きながら熱く話してたよな…

そして心と身体、双方リフレッシュ及びパワーアップして

また新たなる語学地獄の一週間へ舞い戻っていくのである



ちなみにNTCではテレビが見れない

一応見れることは見れるが、そんな時間の余裕は無い

"下界"との接点は唯一、新聞のみ

(候補生たちは世間のことを"下界"と呼んでました

でもこれ、決して悪い意味じゃないっすよ

NTCは山の中腹にあって

二本松の町並みを見下ろす感じだったし

世間と隔離されてたからかな?)

でも約3ヶ月で500時間ぐらい語学勉強して

各言語で日常会話をできるようにするんだから

仕方ないっちゃ、仕方ない

それに娯楽らしい、娯楽もない

でも仲間はいる

その仲間といる時間が娯楽でもあり、人生の財産にもなった

そんなNTCでの日々は楽しかった



おいらは皆で騒ぐのが好きなのでこんな生活大好き!

この生活がもう一回あっても

WELCOME! COME ON! 没問題!

そしてこのNTCで最も価値のあることは

素晴らしい仲間にめぐりあえたことだと思う

これから外国でお互い頑張っていこう!

という仲間が、おいらにとっては宝でもあり、ライバルでもある

皆元気にしてますか?



次に会うのは2年後日本

その時"おっとこまえ"になって会おう!

そして胸を張って会えるように

頑張ってこよう!



NTCでの日々

本当は任国事情や、職種別のいろんなこともあったんですが

一番おいらにとって価値のあったのが

仲間のとこなんで、他のことは省略させていただきます

あしからずご了承ください<(_ _)>

そして皆、いよいよ任地へ旅立ち

おいらはいざ中国へ!

まずは北京でまたまた語学訓練…



でもそれは現地語学訓練で



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